2022年、日本人の平均寿命は男性 81.05年、女性87.09年となりました。
2020年の81.56年、87.71年をピークとして若干短くなりましたが、1980年と比べると男性は7.7年、女性は8.3年伸びています。
今回は、この「伸び」がどういう意味を持つのか考えてみます。
寿命の長さの意味
みなさんとお話をしていると、自分が90歳まであるいはそれ以上に生きると考えている方は少数です。ほとんどの方がご自身の親と同じくらいかちょっと長いくらいだと予測しています。
単純に言えば寿命が延びるということは、40年前の人たちよりも7~8歳くらい長生きになることです。意外に伸びていないなという気がする人も多いかもしれません。
ところが、ご自身の親よりもそのくらい(7~8歳くらい)長生きをすると考えるといかがでしょう?
別の見方をすると、1980年には90歳を超える人は男性で10人に1人、女性で2人だったそうですが、2022年になるとそれぞれ2.5倍の男性2.5人、女性5人になるということです。
なんと、女性の場合は2人に1人が90歳を超える長生きをする可能性があるということです。
長生きリスク
自分の親よりも10歳近く長く生きる、あるいは90歳以上まで生きる。
これが、ライフプランを考えるときに「長生きリスク」といわれるものになります。
どうして長生きがリスクになるのか、90歳を超えて長生きをできるのは幸せなことではないかと思われる人もいるかもしれませんが、特に最近ではそう思えることが恵まれているかもしれません。ほとんどの場合は長生きをすることで貯蓄が底をつき、金銭的に不自由を感じることになると考えて長生き=リスクに同意されるのではないでしょうか。
では、長生きをしても金銭的に不自由を感じないとしたらどうでしょう?
その答えが「長生きをしてもいい」になるのであれば、その方法を模索してみませんか。
人生が90年以上になるということは、準備期間も長くできるということです。65歳までに準備を終えなければいけないと決まっているわけでもありません。
いくつになっても夢を持ち続け、準備を怠らないようにする。老後は暇つぶしの人生だなんて言っている暇すらありませんよ!
このブログが、いろいろな方法を考えるきっかけになることを願っています。
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